2010年 08月 01日
1 桃岩道を降りた後は、礼文の海沿いの集落をのんびり歩きました。 島の漁村の暮らしを感じながらの点描です。 2 礼文は今、昆布漁の真っ盛り。 この時は干した昆布の取り込みが始まっていました。 「いい写真撮れたかい?」 「あっちに、まだたくさん干してあるよ」 「ほんと?じゃ行ってみる!」・・・などと言葉をかわしながら。 3 いっぱい干し広げられた昆布。初めて見る光景でした。 4 あれ、この子猫たち、捕らわれの身?・・・ ・・・ではなくて、とても手厚く保護されているんです。 海辺の小屋の脇に、廃材を利用して作られた子猫たちの家。 三階建てで子猫たちがのびのび駆け回れるような作りで、 寝床は雨が降っても濡れないようになっているし、ホントに工夫して作られているな~と感心。 6 実はこの子猫たち、生まれたばかりの時に母親が交通事故で死んでしまって カラスに襲われていたところを、若い漁師のお兄さんが保護。 哺乳瓶でミルクを飲ませて育てて、こんなふうにカラスに襲われないようにしてあげているとか。 なんて優しい心根なんだろう。 この話しをしてくれたおばあちゃんも、「今が一番可愛い盛りだよね」と目を細めていました。 7 島の堤防には、こんなふうにウニやツブ貝の殻があちこちにあります。 カモメが食べた残骸なんですって。なんと贅沢な・・・・ 8 「こんにちはぁ~っ!前をすみませ~ん!」と、 真っ黒に日焼けした笑顔を見せて、風のように走り去った中学生。 一瞬、呼び止めて「もう一度今の笑顔撮らせて!」と頼もうかと思ったくらい。 それじゃヤラセ写真ですよね(笑) いいんだ、写真には残せなかったけれど、あの太陽のような笑顔は私の心に焼き付いているから。 9 「この花は雑草みたいなもんだけど、私は好きだからそのまま咲かせているんだよ」 と、笑顔で話してくれたおばあちゃん。 ちっちゃなケシがお家の周りにあふれるように咲いていました。 カメラをぶら下げて一人のんびり歩いていた私に、ほんとうに気さくに声をかけて下さった島の人たち。 こんなつかの間の触れ合いですら、穏やかで温かな心根が伝わってきて、 こちらまで優しい気持ちになれました。・・・感謝。 撮影:7月3日 礼文町 奮部、差閉、尺忍 PENTAX K-7 + PENTAX DA 17-70/4、PENTAX FA 77/1.8Limited
by ayaya55a
| 2010-08-01 19:04
| 礼文島
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