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2010年 07月 20日

途方にくれる時間


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初めての土地での一人旅。
それもほとんど計画性の無いユルい旅だったので、次はどうしようかな・・・と、
ちょっと途方にくれる時間が訪れました。



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なんだかお天気もパッとしないし、少し疲れてもいるし・・・
車を止めて堤防でぼんやりしていました。
そういう時間、嫌いじゃないんです。



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ふと堤防の下を見やると、びっしりと咲きはびこる花また花。
こんな雑駁な岩浜にも花が咲き誇っているなんて・・・礼文ってほんとに花の島なんだ。



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名も知らぬ花たちが、思いもかけない場所で生命を弾けさせていることへの小さな驚き。



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あ、花の名前は旅から帰ってちゃんと調べました(笑)
これはハマベンケイソウ



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こちらはハマハコベ




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観光客はもちろん、土地の人もたぶん見過ごしてしまうような、何でもない光景。
そんなものが旅では心に残ったりもするんですよね。












撮影:7月1日    礼文町  鮑古丹
PENTAX K-7 + TAMRON SP AF Di 90/2.8 MACRO、PENTAX DA 17-70/4
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by ayaya55a | 2010-07-20 20:04 | 礼文島 | Comments(18)
2010年 07月 19日

野にあってこそ   レブンアツモリソウ


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ふっくら優しげなこの花はレブンアツモリソウ。
日本では礼文島でしか生育していない、白いアツモリソウです。
絶滅の恐れがあるため、特定国内希少種および北海道天然記念物に指定されています。

盗掘の受難に遭い続けてきたこの花は、
今では保護柵に護られた群生地でしか、自然に咲く姿を見ることは出来ません。

私が島を訪れた時は、残念ながら群生地ではもう花期が終わっていたのですが、
ここ、高山植物センターで開花している姿を見ることが出来ました。




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実はこの花、蜜を分泌していないんです。
この袋のような形は、ミツバチを封じ込め受粉率を上げるためのトラップだったんですね。




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高山植物センターでは、冷蔵庫で温度管理した株を8月まで順次センターの庭に移植し、
一人でも多くの訪れる人が花咲く姿を見られるように尽力されています。
じっと花を見ていたら、何か痛ましいような気持ちにさえなってしまいました。



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心に残ったのは花の終わった姿。
受粉率が低く、向かって右は受粉していないのですが、左は何とか大丈夫。
頑張って命をつないで来年も開花してくれるでしょう。

レブンアツモリソウが、野生の花の誇りを取り戻せる日がやって来ますように・・・
礼文の丘でおおらかに咲く姿がいつか見られたらと、心から思います。










撮影:7月1日   礼文町  高山植物センター 
PENTAX K-7 +  TAMRON SP AF Di 90/2.8 MACRO
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by ayaya55a | 2010-07-19 23:33 | 礼文島 | Comments(6)
2010年 07月 18日

野に咲く星   レブンウスユキソウ



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今回の旅で一番見たかった花、レブンウスユキソウ。高山植物のエーデルワイスの近似種です。
林道にひっそりと咲く姿を見つけた時は感動しました。

礼文で一番開花の早い宇遠内では6月中旬に、一番遅いここ、礼文林道では7月初旬に咲き始め、
およそ一ヶ月半ほどの間、島のどこかでこの花が見られるといいます。まさに礼文の花。




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ふんわり産毛に包まれながら、今まさに開こうとしている様子はいじらしいほど。




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開いたばかりの花の白さは犯しがたい清らかさ。




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その姿は野に咲く小さな星。




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黄色い蕊がのぞいたら一人前。
これから蕊のまわりの小さな丸い花も、ひとつひとつ開いていくのだそうです。




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どうかいつまでもこんなふうに礼文の野に咲いて欲しい・・・そう願わずにはいられませんでした。










撮影:7月2日   礼文島  礼文林道
PENTAX K-7 + PENTAX FA 43/1.9Limited、TAMRON SP AF Di 90/2.8 MACRO
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by ayaya55a | 2010-07-18 23:58 | 礼文島 | Comments(8)
2010年 07月 16日

帰りたい場所      桃エージェントに捧ぐ


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桃岩歩道から海を望んで。


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左手に遠く見えるのは元地灯台。

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そして・・・

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鰊番屋を改築した赤い屋根は桃岩荘。
礼文滞在最終日に泊まったユースホステルです。
ユースの掟を破って歌を覚えないまま島抜けをした私は、
いつかエージェントにここに連れ戻されてしまう運命なのです(笑)

桃岩荘のことは後日たっぷりとアップさせていただきますね~





撮影:7月3日       礼文島  桃岩歩道
PENTAX K-7 + PENTAX DA 17-70/4、TAMRON AF 70-300/4-5.6
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by ayaya55a | 2010-07-16 23:58 | 礼文島 | Comments(17)
2010年 07月 14日

朝霧の山道


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6月から7月にかけて、実は礼文はあまりお天気が良くないのだそう。
霧の発生も多く、この朝も行く手が見えないほどでした。




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礼文独特のなだらかに折り重なる稜線が、霧に霞みます。





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山道脇には花また花・・・
霧の湿気を浴びて、こんなにも生き生きと。



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霧の海へ、涼やかに咲き広がるチシマフウロ。


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普通は浜辺に咲くハマナスも、ここでは地を這うように丘を登っていました。
右奥に小さく見えるのは、実は墓石。
私は本当はお墓にレンズを向けない主義なのですが、ここではあまりに自然と一体化していたので撮ってしまいました。
丘に立って、この地に眠る人とそれを守る人、それぞれの気持ちに思いを馳せながら。










撮影:7月2日       礼文島 江戸屋
PENTAX K-7 + PENTAX DA 17-70/4、TAMRON SP AF Di 90/2.8 MACRO
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by ayaya55a | 2010-07-14 19:59 | 礼文島 | Comments(21)
2010年 07月 13日

花の岬で


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空が重く曇っていたこの日。
「曇りでもあそこなら海が青いよ」と教えられて向かったのが、ここ、澄海(すかい)岬。
その名のとおりの澄み切った海でした。






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エゾカンゾウの黄色が、海の青さと映え合います。





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今回の旅で大好きになった花、チシマフウロ。





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海へ落ちていく斜面にあふれる花々・・・礼文は島中がこんな感じだったのです。






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唐突ではありますが・・・
澄海岬の駐車場の売店のお品書き、トド肉ってインパクトありすぎ~(笑)
ちなみにこの後、宿でトド肉を口にする機会がありましたが、まさに野趣あふれるお味でした。











撮影:7月1日    礼文島   澄海岬
PENTAX K-7+ PENTAX DA 17-70/4、TAMRON AF 70-300/4-5.6


   
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by ayaya55a | 2010-07-13 23:04 | 礼文島 | Comments(8)
2010年 07月 05日

星のレブンウスユキソウ


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このひそやかな星のような花は、レブンウスユキソウ。
白いビロードの花びらのように見えるのは、スターと呼ばれる包葉(葉の変化したもの)で、
その中のまあるいのが、ひとつひとつの花なのだそうです。
包葉は開いたばかりの今が一番白く、その清らかさは胸打つものがありました。




実は先週から4泊5日で日本最北の離島、礼文島へ行って来ました。
花の浮島と呼ばれるとおり、島中が花で覆われているかのような礼文島。

そこで自然や人に触れた数日間は、旅と呼ぶにはあまりに温かく濃密な時間で、
帰りのフェリーでは胸にこみ上げる思いを抑えることが出来ず、ポロポロ涙を流した私です。

写真の整理もまだ出来ていないのですが、少しずつアップしていきますね。
あ、某所で歌と踊りも堪能しましたが、ベリーダンスはさすがにちょっと場違いな雰囲気で(笑)
持って行ったヒップスカーフは結局使わずじまいでした・・・。




撮影:7月2日    礼文島 礼文林道
PENTAX K-7 + TAMRON SP AF Di 90/2.8 MACRO
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by ayaya55a | 2010-07-05 23:40 | 礼文島 | Comments(22)