ふつうのコト

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カテゴリ:礼文島( 37 )


2012年 11月 04日

映画「北のカナリアたち」を見て

昨日は映画、「北のカナリアたち」を見に行って来ました。
前売り券を買って、封切初日の一回目の上映を見るという、気合の入り方・・・w


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チケットの下の新聞は、礼文の知人が先月鮭とイクラを送ってくれた時、そっとくるんでくれたもの・・・
今年の元旦の北海道新聞道北版ですが、
もうこれを見ただけで、ああ、冬の礼文に行きたい!と気もそぞろ。
それほど、私にとって礼文は特別な場所です。



映画の冒頭、それこそスタッフネームのバックに、礼文の海の映像が流れただけで、
ああ、私が心動かされた、まさにあの光の海だ・・・と胸を突かれるわ、
見知った懐かしい情景が出てくるたびに、あああそこ・・・とウルウルするわ、
ストーリーの展開とは関係なく涙をこぼしていましたw


メガホンを取った阪本順冶監督が、、
「この物語には風土が必要で、単なるロケ地という軽いものではなかった。
冬の厳しさが、物語を際立たせるために、どうしても必要だった」
と新聞の取材で語っているのですが、
理屈でなくそれが伝わってくる、烈々たる冬の島の映像の、悲しいほどの美しさ・・・


礼文、利尻の他にも、稚内の港や、サロベツ原野、札幌の市街地などの厳冬の情景も織り込まれていて、
そのどれもが、私には皮膚感覚で沁みてくるものばかりでした。


物語はサスペンスタッチで、ここでストーリーの説明はしませんが、
登場人物ひとりひとりが、それぞれ心の痛みや生きる辛さを抱えているのがわかり、
その切なさ、どうにもならなさに、自分の心の深い部分が共鳴するんですよね。

クライマックスのシーン以降は、私はもうず~~っと泣きっぱなし。
こんなに涙もろくなるなんて、もう走馬灯まわり始めてんのか私?と思うほどw


でも、見終わった後は、生きることそのものが、あらためていとおしく感じられ、
もっともっと人を愛して生きたい!という気持ちが素直に湧き上がってきて・・・
私にとってそんな映画でした。ほんとうに見てよかった。
よろしかったら、皆さんもぜひご覧になってみて下さい。



さ~て、冬の繁忙期に礼文に行く時間をどうやって捻出するか?
ここはほんとうに悩みどころですw
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by ayaya55a | 2012-11-04 15:37 | 礼文島 | Comments(6)
2010年 10月 18日

秋色  食欲編

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魅惑的に輝く銀色・・・

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先日思わぬ山あいの川で鮭の遡上を見て感慨に浸った私ですが、
その直後、我が家になんと礼文の鮭が遡上して来てくれました。
体長70センチ、我が家の特大まな板からもはみ出す立派な鮭です。




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しかも、こんなイクラのしょうゆ漬けを連れて。
これまた輝くルビー色、どちらも食欲をそそること、この上もない秋の色です。




また、このイクラが今まで食べたことのない美味しさなんです。
北海道ではこの時期、はらわたごとイクラが売られていて、それぞれの家庭でしょうゆ漬けにします。
私もこちらに住むようになってから、見よう見まねで漬けてみるのですが、今イチ美味しく作れなくて・・・

このイクラはしょうゆ6:酒2:味醂2にコンブを加えてつけてあるのだそう。 (出典はコチラ
そっか、このなんともいえない旨味の秘訣はコンブだったのね!
礼文のイクラが一味違うわけだ・・・と、 激しく納得した私。
これからは私もこのやり方で漬けてみようっと。

さあ、とうぶんコレルテロールは棚上げして、美味しい海の幸をたっぷりいただきます(笑)
ありがとう~礼文!
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by ayaya55a | 2010-10-18 17:51 | 礼文島 | Comments(16)
2010年 10月 07日

桃岩荘を発つ朝に

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礼文で夏の終焉を告げるこの花はエゾノコギリソウ。
葉の形がノコギリみたいにギザギザなことがその名の由来です。
桃岩荘の前に咲いていました。




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旭日旗がはためく、桃岩荘の送別の朝。


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見送る側も、見送られる側も、名残を惜しむかのように、
でも明るく声を掛け合います。


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去りゆく人たちの姿はだんだん遠のき、


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やがて見えなくなってしまうけれど、なおも手を振り続けます。


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人の少なくなった囲炉裏の間。
さあ、車で来ている私もそろそろ出発しなくては。



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ひとりで玄関を出ようとしたとき、やはり何か胸にこみ上げてくるものがありました。
いい時間を過ごせた満足感と、去っていく寂しさがないまぜになって、
ああいう気持ちを切ないっていうんでしょうか。
実際は見送ってくれる人たちと、「行ってらっしゃ~い!」「行って来ま~す!」と
思い切り明るく挨拶を交し合ったんですけれどね。

桃岩荘で出会ったすべての人に感謝・・・またいつか帰りますね。







撮影:8月30日     礼文島   桃岩荘
PENTAX MZ-5 + PENTAX FA 35/2.0、TAMRON SP AF Di 90/2.8 MACRO
NEOPAN 400 PRESTO

 
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by ayaya55a | 2010-10-07 20:24 | 礼文島 | Comments(10)
2010年 10月 06日

桃岩荘で過ごした時間

あちこち話題が飛びますが、今一度礼文島、桃岩荘です。

初秋に訪れた桃岩荘は泊まる人も少なく、ゆったりした時間の流れの中で、静かな落ち着きに満ちていました。
その時の様子をモノクロフィルムで。






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「お帰りなさ~い!」と出迎えれば、 光の中から「ただいま~!」の声。




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これはシーツプレッサー。
桃岩荘は、こんなふうにあちこちに茶目っ気たっぷりの注意書きがあるんですよね。
あれ、奥で微笑んでいるのは、最近国会議員になったあの人?



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囲炉裏の間の古い古い木の床は、ここに座る人をほんとうに優しく受け止めてくれる。
木の感触がなんとも温かくて、ホッとするんです。
一人旅に慣れた者どうしの、すっきりした親愛感が満ちあふれた空間。
またいつかここに帰って、床にゴロゴロしてあの感触に浸りたいな~と思うのです。








撮影:8月29日、30日        礼文島  桃岩荘
PENTAX MZ-5 + PENTAX FA 35/2.0、PENTAX FA 77/1.8Limited
NEOPAN 400 PRESTO
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by ayaya55a | 2010-10-06 20:04 | 礼文島 | Comments(4)
2010年 10月 01日

桃岩荘を想いながら    

今日から10月。
爽やかさが嬉しい反面、北海道では駆け足で秋が深まって来るので、少しもの寂しくもあります。


7月初めと8月末、2度にわたって訪れた礼文島・桃岩荘も昨日が閉所式。
今季はもう終了してしまいました。
私にとって、忘れられない様々な出会いや経験を残してくれた桃岩荘。

初秋の桃岩荘で過ごした時間を反芻しながら、カラーフィルムで撮った写真の中から・・・



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撮影:8月29日    礼文島  桃岩荘
PENTAX MZ-5 + PENTAX FA 43/1.9Limited
FUJICOLOR 400
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by ayaya55a | 2010-10-01 23:06 | 礼文島 | Comments(10)
2010年 09月 25日

夜の海に浮かぶ


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月も星も無い夜。
真っ暗な海に浮かぶ利尻富士の裾野に、ポツポツと宝石のような灯りが並んでいてキレイでした。

夜、島に一軒だけあるコンビニに行ったら、すぐ目の前にこんな光景が広がっていたんですよね。
急に撮ってみたくなって、車に積みっぱなしにしてある三脚を出して、久々の夜景撮影をちょっとだけ。
外灯や通り過ぎる車の明かりを拾って、思うようには撮れませんでしたが、
朝や昼とはまったく違う、夜の利尻富士を楽しみました。








撮影:8月28日     礼文島  香深井
PENTAX K-7 + PENTAX DA 17-70/4
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by ayaya55a | 2010-09-25 22:14 | 礼文島 | Comments(4)
2010年 09月 24日

漁港を歩く


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この日の夕方はぼわ~んとした曇り。
桃岩展望台の近くまで来たけれど夕焼けは期待できそうにないな・・・


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桃岩へ降りるのとは反対側の、元地の海の方向へ坂を下ってみることに。
ひなびた光景の中を、ゆったりとした気持ちで歩く。気分はフィルムカメラです。




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夕方の漁港にはもう誰もいなかったけれど、不思議に寂しい感じはしなくて




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港全体が、静かに明日の出漁を待って何かエネルギーをはらんでいるような、そんな雰囲気でした。



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撮影:8月19日    礼文島  元地
PENTAX MZ-5 + PENTAX FA 35/2.0、PENTAX FA 50/1.4


FUJICOLOR 400
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by ayaya55a | 2010-09-24 23:54 | 礼文島 | Comments(8)
2010年 09月 22日

桃岩歩道から知床へ



現在進行形の写真をいろいろ差し挟みながら、先月の礼文旅行の写真をアップしているので、
そろそろ季節が変わってしまいそう・・・   
でもまぁ、ごゆるりとお付き合い下さいね。



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桃岩歩道から桃岩荘を見下ろす、大好きな眺め。
初夏に来た時は霧に覆われていましたが、この日はもう、スコーンとはるか彼方まで見渡せました。




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一人で秋の花が残る歩道を歩き進みます。
どこからか聞こえてくる、チッチッチッという小さなか細い鳴き声・・・これはもしかしたら・・・?



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あ、いた、エゾチッチゼミ。
ここ礼文で、夏の終盤になって現れるという小さなセミです。
私は姿を見たのも、鳴き声を聞いたのも初めてでした。
ほんとうにチッチッチッ・・・と儚げに鳴いて、あっと言う間に飛んで行ってしまいました。



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桃岩歩道の突端にある元地灯台。



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振り返ると絵に描いたような利尻富士。
聞こえるのはクマザサが風にサワサワと揺れる音だけ。


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そのまま来た方向とは反対側に山を下ると、まわりの植栽が明らかに違って来て、その先は知床。
世界遺産の知床は有名ですが、それとは別に、ここ礼文にも知床と名づけられた場所があります。
知床というのは、アイヌ語で「地の果て」という意味なのだそう。



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数時間かけて山を登って下って、そしてその先にだんだん見えてくる知床と名づけられた群落・・・
自然と人の暮らしが静かに融和しているかのような落ち着きが感じられて、
何ということはないのだけれど、私の好きな光景のひとつです。










撮影:8月28日    礼文島   桃岩歩道~知床
PENTAX K-7 + PENTAX DA 17-70/4、TAMRON SP AF Di 90/2.8 MACRO
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by ayaya55a | 2010-09-22 19:48 | 礼文島 | Comments(12)
2010年 09月 17日

オータム ブルー


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晴れた日、人っ子一人いない桃岩歩道で前を仰ぎ見る。
胸いっぱいに初秋の軽い空気を吸い込みます。


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足元には秋の花、紫のはリシリブシ。エゾトリカブトの仲間の猛毒の花です。
黄色はトウゲブキ。立ち枯れのエゾニュウに夏の終焉を感じます。


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そして終わりかけのツリガネニンジンやチシマワレモコウが加わって揺れる向こうには、
可愛い猫岩がこっちを向いています。
ほんとに猫そっくりなんですよね。

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一番胸に沁みたのは、この海の青。
胸の奥まで染まってしまいそうな、青い青い秋の海でした。









撮影:8月28日     礼文島 桃岩歩道
PENTAX K-7 + PENTAX DA 17-70/4、TAMRON AF 70-300/4-5.6
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by ayaya55a | 2010-09-17 23:58 | 礼文島 | Comments(8)
2010年 09月 13日

光の海へ


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美しく色づいた夕景や夜明けにも感動したけれど、礼文で一番ハッとしたのは実はこんな光景でした。
重く雲が垂れ込める朝の、繊細な光。
何だかこの世のものではない光景を見ているような、不思議な気持ちでした。




撮影:8月29日    礼文島  礼文林道より
PENTAX K-7 + PENTAX FA 43/1.9Limited
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by ayaya55a | 2010-09-13 20:06 | 礼文島 | Comments(22)