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ふつうのコト

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2011年 09月 06日

萩に寄せて   手作り和菓子 「白露の萩」 と「おはぎ」

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夏から秋へ向かうこの季節、台風の襲来はいたし方ないこととは言え、
大きな被害が出てしまったことに心痛みます。

ところで、暦の上では、9月8日は二十四節気でいう白露。
夏から秋へと移り変わる、一服の清涼感を感じる頃です。







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これは、そんな季節をあらわした「白露の萩」
ねりきりのそぼろの上に、錦玉羹でこぼれる白露を、
密漬けの小豆でひそやかに咲く萩を表現してみました。




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錦玉羹となじみがいいように、練りきりも、中の粒餡も柔らかめに練ってあります。
見た目だけでなく、食感からも夏から秋への移り変わりが感じられる・・・そんな和菓子です。





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そしてこちらはオーソドックスなおはぎ。
いわずとしれたお彼岸の和菓子ですが、
春は牡丹にちなんでぼたもち、秋は萩にちなんでおはぎと呼ぶ・・・
そんな先人のセンスに、今さらながらに脱帽します。
せっかく作るのだから、やはりいろいろな種類を・・・




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個人的にイチオシはゴマでしょうか。
ゴマと黄な粉のものは、中に餡を入れてあります

普通の家庭のおはぎは、もち米を蒸してから、つぶしますが、
私は、蒸したもち米を、塩入り熱湯に浸してさらに蒸らすという、和菓子屋さん風の作り方。
握るのがちょっと難しいのですが、お米がベッチャリしてなくて粒々感が残り、
なかなか美味しいのではと思います。



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でも、こういうものは、結局それぞれのご家庭のお好みの味が一番なんだと思います。
粒餡、こしあん、ゴマ、黄な粉・・・
皆さんはどれがお好みですか?






ところで、今夜からまた東北にボランティアに行って来ます。


私はゴールデンウィークに、むすびばを通じて、早期から一般ボランティアを受け入れていた東松島に行きました。
その時から、被災地との関わりがこれで終わりという訳には、絶対いかないなとずっと思っていました。


東松島とは、その後も、メーリングリストを立ち上げ、支援情報のシステム作りに関わるなどしていましたが、
夏休み期間中には、むすびばから学生主体の第2陣を送りました。


東松島市では、8月12日にボランティアセンターは閉鎖され、生活復興支援センターへと移行。
また市内の避難所も8月31日には全て閉所。 
このことから、ボランティアの役割は終わり、
行政と地域住民による復興期、新しいステージへ入ったといえるのでしょう。
東松島へは、いつか、ボランティア仲間と一緒にまた訪れて観光し、
逞しく復興した街を見られたらと思っています。



で、今、顕著なのが、被災地の復旧の進み具合のバラツキが広がっていること。
そこで今回は、特に復旧が遅れている岩手県釜石市や大槌町に行って来ます。


震災から半年という節目の時期に、現地に立って、自分の目で見て、感じて、行動したい。
今回は地元の方々との交流もしながら、笑顔を交し合えるような支援活動が出来たらと思っています。



今夜のフェリーで発って、北海道に戻るのは15日。
その間、携帯で時々はブログを更新したいと思ってはいるのですが、
宿泊予定の場所は、私の携帯会社の電波は通じないらしいんです(笑) 
どこかで更新出来るようなら、しますね。

ともあれ、気をつけて行って来ます。
コメントのお返事がしばらく出来ませんが、ご容赦下さいね。

by ayaya55a | 2011-09-06 16:11 | 手作り和菓子


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