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ふつうのコト

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2011年 05月 11日

東日本大震災ボランティアを経験して     その2

私が災害ボランティアとして宮城県東松島市で過ごしたのは4月30日~5月4日のこと。
そのとき、どんな活動をしたかを、ほぼ時系列にお伝えしていきますね。


(ただ、今回はほんとうにボランティアのためだけに現地に行ったので、写真はとても少ないです。
 ボランティア活動の8割は個人のお宅の中に入っての仕事でしたが、
 当然ながら個人宅での撮影は控えさせて頂きましたし、
 仕事の休憩時間や、移動の車中から記録の意味での写真くらいしか撮っていないので。
 だから、写真そのものにはどうか期待しないで下さい・・・)



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ボランティア初日。ここは災害ボランティアセンターです。
東松島市の場合は、健康福祉センターの建物の中に設置されています。
ボランティアとしての活動は、まずここに行くことから始まります。


東日本大震災ボランティアを経験して     その2_b0133447_16314980.jpg


受付は朝8時半からなのですが、
私が滞在していたGW期間中は、いつも8時には、もう人がいっぱい。



東日本大震災ボランティアを経験して     その2_b0133447_16321447.jpg


初めての人は、ここでまず登録をし、2回目以降の人も、そのつど名簿に名前を記入。
依頼者からの仕事のニーズと、実際にそこに行くボランティアのマッチングを毎回行います。
忙しく立ち働くスタッフの皆さんも、ほとんどボランティア。
普段の3倍ものボランティアが集まったGW期間中は、
マッチングを待つだけでもかなり時間がかかりましたが、誰もが真剣そのものでした。

ここで、どこに行ってどんな仕事をするかが決まったら、センターで用意した車で送迎してもらうのですが、
私のように自分の車が使える場合は、そのぶん時間のロスがなくてすみます。






この日の午前中、ボランティアとしての初仕事は、
個人のお宅で、泥を被ったアルバムの写真を一枚一枚そっと洗って乾かす仕事でした。
そのことを最優先された依頼者の方のお気持ちを思うと、
ただ、もう、せつなかったです。 





お昼はボランティアセンターの近くで、炊き出しのお手伝い。
目の前で料理されたばかりの温かな食事が、どれほど人の気持ちをホッとさせるものかが、
身に沁みてわかりました。

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お腹がいっぱいになった子供たちが、若い自衛隊員の方に遊んでもらって、
それはもう、ほんとうに楽しそうでした。


この後、私たちは札幌から持って行った月寒あんぱんと手作りクッキーを携え、
被害のひどかった地域に向かいます。









撮影:4月30日
宮城県 東松島市 矢本

by ayaya55a | 2011-05-11 20:56 | 東日本大震災ボランティア


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