ふつうのコト

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2011年 01月 17日

冬を楽しく・・・ 手作り洋菓子 「ガレット・デ・ロワ」 と 「ミストラル」

ほんとにこの冬はどうしちゃったんだろう・・・と思うほど、大雪続きの札幌。
お正月が明けてかからこの10日間、雪かきばっかりしているような気がします。
ちょっぴりダークになりがちな日常ですが、そんな時こそ冬を楽しむお菓子を作って明るく過ごしたい・・・
そんな気持ちで作った洋菓子2品を。


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こちらは「ガレット・デ・ロア」。
中にアーモンドクリームを詰めて、香ばしく焼き上げたパイです。

「王様のガレット」といわれるこのお菓子の発祥は、16世紀のフランス・ブザンスン地方。
ある修道院で、毎年修道院長を決めるのに、お菓子の中にソラマメを1個入れて焼き、
当たった人が修道院長になるという方法を取っていたのが、そのはじまりだとか。


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そんなカレット・デ・ロアは、フランスでは1月6日の公現祭に食べるお菓子。
公現祭は、12月25日に誕生したキリストが、東方の三賢人に見出された、
つまりキリストが公に姿を現したことを祝う日です。
日本でも少しずつポピュラーになってきて、有名パティスリーなどでは、数ヶ月前から予約を受け付ける所も。
日本では1月6日と限定せず、1月半ばくらいまで楽しめる、新年のお菓子としているようですね。





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なんといっても、このお菓子の特徴は丸いパイに被せた王冠と、
パイの中に一つだけしのばせた小さなフェーブ。

このフェーブが当たった人は、その日は王様で、
この王冠を被って、何でも言うことをきいてもらえるんですよ。
お味は、サクサクしたパイ皮にしっとりしたアーモンドクリームがマッチした、素朴な美味しさ。

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ちなみにフェーブという言葉は、フランス語でソラマメのこと。
ソラマメの形が胎児に似ていることから、新しい生命を表し、縁起のいいものの象徴とされているとか。

今では様々な形をした小さな小さな陶器のオブジェを総称してフェーブと呼んでいます。
たいだい2センチくらいの大きさでしょうか。
いろいろな形ものがありますが、私はお菓子やパンの形をしたものをいくつか持っていて、
ガレット・デ・ロワを作るとき、ちょこんと忍ばせます。それがまた楽しいんですよね。





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先日自宅でちょっとした集まりがあったとき、ちょうどいいタイミングだったのでこのお菓子を焼きました。
誰のところにフェーブが入っているか、皆さんけっこうワクワクして下さって。
フェーブが当たった人には、王冠を被せて、ムリヤリ威張ってもらいました(笑)

フェーブが当たった幸運な人には、この1年、幸せが続くといわれています。
王様はもちろん、テーブルを囲む人たち全てに、きっと新しい1年にステキなことが訪れるはず。
・・・そんな楽しい気持ちになれる、この時期だけのお菓子です。




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そして、こちらは「ミストラル」。
アルプスから吹き降ろす、冬の季節風の名前のお菓子です。
・・・って、これは自分で勝手に名づけたオリジナルですが。



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降り積もったパウダースノーを巻き上げるミストラル・・・
今の北海道にぴったりのデコレーションですね。
まぁ、本音を言うと、デコレーションは大の苦手なので、なるべくシンプルにしたかったというわけ(笑)

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アーモンドとミルクの風味の軽いバタークリームの中に、洋ナシを蜂蜜で軽くソテーしたものを散りばめ、
しっかり焼いたビスキュイでサンドします。
このアーモンド、ミルク、洋ナシの合わさった風味の良さというのが、これまでにない新鮮さ。
普段あまりケーキを食べない人にお出ししたら凄くヒットして、これには嬉しかったですね。



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このお菓子のこだわりの素材はこちら。
左:アーモンドミルクのペースト。クリームにコクと風味を加えてくれます。
右:洋ナシの缶詰も、洋ナシのリキュールも、ウィリアム種というフランスの品種から作ったものを。
甘ったるさの無い、スッキリした風味と香りがこのお菓子にぴったりです。


さー試作を食べたぶん、これからまた雪かきでしっかりカロリー消費します・・・しなくては(笑)
北海道の皆さん、お互い雪かき頑張りましょうね~
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by ayaya55a | 2011-01-17 17:13 | 手作り洋菓子 | Comments(16)
Commented by mink330 at 2011-01-17 17:53
あややさん、すごい!
これだけのお菓子をつくるのにどれくらい時間がかかるのでしょう?

それに撮影してブログにUPして・・・キャ~気が遠くなる!

どれもおいしそうですねぇ~
1月6日はキリスト教にとって大事な日なんですよね。
お菓子の中にフェーブ(初めて名前を知りました)が入っていて
それが当たるとラッキーと言う話は知ってましたよ。
ミストラルもおいしそう!

今日も一日荒れましたね。今晩も降るとか・・恐ろしい!
Commented by cox-orange at 2011-01-17 21:40
ミストラルは「冬の白」ですね。
だけどミルキーな白で、なぜだかホッとします。
表面が雪の上の風紋みたいでいいですね~。

フェーヴ、マカロンの形なんてはじめて見ました!!
全部お菓子の形なのがあややさんらしい・・・?(笑)
Commented by Amy at 2011-01-17 22:20 x
見ているこちらまでにニコニコしていました。そんな「ガレット・デ・ロワ」でした。
一度フェーブの入ったものを頂きたいわ~<笑>
「ミストラル」何とも素敵な雪景色にぴったりのケーキですね。
クロスとお皿とすべてが完璧!!お客さまになりたいです!
Commented by いちぼく at 2011-01-17 22:48 x
こんばんわぁ
今回も、また素敵なお菓子ですね~!
思わずごくりと喉をならしてしまいました(笑)
いまの季節にぴったりの「ミストラル」いいなぁ
パウダースノーに見立てたクリームが綺麗な模様を描いてますね
食べたい~~♪
Commented by ハリー at 2011-01-17 22:59 x
「ガレット・デ・ロワ」
この間お呼ばれしたときに手土産で持参したんですが、盛り上がりますよね~
そのお宅は、幼稚園に通う男の子がいて、そのフェーブとやらを当てて欲しかったんですが、結局当てたのは男の子のママ。
男の子はすねちゃった。
しかし、それもまた経験。

あややさんオリジナルの「ミストラル」。
ステキじゃないですか!
またどこかのお店に並びそうだね~
よだれが…(笑)
Commented by EXTRA at 2011-01-18 00:24 x
こんばんは。

どれもこれも、みんな食べてみたいです。
雪が降って出かけられない時に、こんなのを作ってお茶菓子に
食べるのは、最高です。

今日は、朝から出張で帰りに大宮の駅で洋菓子を買ってきました。
DALLOYAU のLES MACARONSです。

6種類12個入りを買ってきたので、味わいながら食べます。
味は、とても良いですが、結構します。

あややさんのも、食べてみたいですね。


(^o^)

Commented by cornet-1209 at 2011-01-18 08:22
ガレットデロワは興味はあるのですが
自分で作る勇気?がなくて^^:
ミストラルも素敵!
私もあややさんの作るお菓子を食べてみたいです!
Commented by blog_maya at 2011-01-18 18:11
カレット・デ・ロアというフェーブが入っているお菓子の存在は知っていましたが、そんな由来だったのですね。 
勉強になりました。  それとミストラル、どんな味なんだろうと、それこそミストラル♪

Commented by あやや at 2011-01-19 01:16 x
>minkさん
この手のお菓子は、確かに作るのに時間がかかりますね~
ガレット・デ・ロアのパイ生地なんて折って寝かしてを繰返すので、2日がかりだし。
でも、お菓子って無から有を生み出すし、全工程を自分ひとりでこなすので、
写真とは違った達成感があるとも言えます。
でもminkさんのバードカビングに比べたら、なんということはないですよ。

1月6日の公現祭のこと、コメントいただいた後に少し補足しておきました。
雪かき、明日の朝は大丈夫そう・・・でも起きてみないとわからないかな(笑)
Commented by あやや at 2011-01-19 01:25 x
>cox-orangeさん
ミストラルのデコは苦肉の策ですが(笑)、
冬っぽくて案外いい感じかなと、自分でも気に入っています。

フェーブは、あれこれ欲しくなってキリがなさそうなので、
お菓子系だけ、と自分で縛りを入れました(笑)
ガレット・デ・ロアはフランス菓子ですが、ドイツではどうなんでしょう?


Commented by あやや at 2011-01-19 01:35 x
>Amyさん
このガレットは下ごしらえさえしておけば、
焼き上げるのは15分くらいで出来るので、タイミングを見て焼くのですが、
焼ける匂いが漂う頃から、誰が当たるかすでに盛り上がります。
でも、私自身は、何度作ってもフェーブが当たったことは一度もないです(笑)
ミストラル、そんなに褒めて下さって、ありがとうございます。
Commented by あやや at 2011-01-19 01:43 x
>いちぼくさん
こんばんは~
洋菓子って、和菓子に比べて季節を表現しにくいんですよね。
ミストラルは、複雑なデコレーションが出来ないのがかえって幸いした、
稀有な例です(笑)
そちらも今年は雪が多いようですね。
こちらと違って重い雪だと思うので、また雰囲気が違うのでしょうね。
Commented by あやや at 2011-01-19 01:52 x
>ハリーさん

>この間お呼ばれしたときに手土産で持参したんですが
そうだったんですか~
オトナだけの集まりでも、けっこう盛り上がるので、
お子さんがいれば尚更でしょうね。
私は自分で作るので、どこら辺に入れたのか覚えているつもりなのに、
それでも当たったことがありません(笑)

ミストラル、オリジナルといっても、ベースは習ったものをアレンジしたものですし。
ネーミングには頭を使いましたが(笑)
Commented by あやや at 2011-01-19 02:00 x
>EXTRAさん
こんばんは~
私も数年前大宮駅を利用したことがありますが、
エキナカがすごく充実していたことを覚えています。
DALLOYAUのLES MACARONSをチョイスするなんて、お洒落ですね!
マカロンは、材料の主体が小麦粉でなく、アーモンドの粉なので、
小さくてもいいお値段になってしまうんでしょうね。
マカロンは私もいっときずいぶん作りましたが、
上手に作るのはむずかしいです。


Commented by あやや at 2011-01-19 02:07 x
>cornetさん
今、折りパイの生地を習得しようと、ちょっと続けて作っているところなんです。
それでガレットを・・・
折りパイは、確かに作るのも大変だし、失敗がはっきりわかるので
(この生地も成功とはいえません・・・・苦笑)
私も蛮勇をふるってのアップです。
Commented by あやや at 2011-01-19 02:13 x
>mayaさん
ガレット・デ・ロアのような伝統的なお菓子って、それなりに謂れがあるので、
そういうのを調べたりするのも楽しいものです。

>それとミストラル、どんな味なんだろうと、それこそミストラル♪
あ~、mayaさんてばダジャレも高度な領域に・・・(笑)
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