ふつうのコト

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2010年 07月 19日

野にあってこそ   レブンアツモリソウ


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ふっくら優しげなこの花はレブンアツモリソウ。
日本では礼文島でしか生育していない、白いアツモリソウです。
絶滅の恐れがあるため、特定国内希少種および北海道天然記念物に指定されています。

盗掘の受難に遭い続けてきたこの花は、
今では保護柵に護られた群生地でしか、自然に咲く姿を見ることは出来ません。

私が島を訪れた時は、残念ながら群生地ではもう花期が終わっていたのですが、
ここ、高山植物センターで開花している姿を見ることが出来ました。




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実はこの花、蜜を分泌していないんです。
この袋のような形は、ミツバチを封じ込め受粉率を上げるためのトラップだったんですね。




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高山植物センターでは、冷蔵庫で温度管理した株を8月まで順次センターの庭に移植し、
一人でも多くの訪れる人が花咲く姿を見られるように尽力されています。
じっと花を見ていたら、何か痛ましいような気持ちにさえなってしまいました。



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心に残ったのは花の終わった姿。
受粉率が低く、向かって右は受粉していないのですが、左は何とか大丈夫。
頑張って命をつないで来年も開花してくれるでしょう。

レブンアツモリソウが、野生の花の誇りを取り戻せる日がやって来ますように・・・
礼文の丘でおおらかに咲く姿がいつか見られたらと、心から思います。










撮影:7月1日   礼文町  高山植物センター 
PENTAX K-7 +  TAMRON SP AF Di 90/2.8 MACRO
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by ayaya55a | 2010-07-19 23:33 | 礼文島 | Comments(6)
Commented by cornet-1209 at 2010-07-19 23:57
レブンアツモリソウ、記念切手でしか見たことがありませんでした。
受粉率が低いというのも初めて知りました。
何とか、礼文でずっと咲き続けてもらいたいですね。
Commented by arisu at 2010-07-20 11:53 x
礼文島の花・どれも素敵ですね~
礼文アツモリソウは・・やはり、現地で見るのが、より美しく、いとしく感じますね
Commented by あやや at 2010-07-20 21:28 x
>cornetさん
レブンアツモリソウ、私も今回初めて実物を見ました、
確かに記念切手のイメージが大きいかも。
群生地をパトロールするボランディアの方とか、
人工培養を研究する方など、ほんとうに多くの人の手で護られている花ですが、
いつか礼文の丘に、自然に咲いている姿を見せて欲しいです。

Commented by ちん at 2010-07-20 21:34 x
咲き終えたアツモリソウ
花があまりにも可愛い姿なので咲き終えた姿を観ると複雑かも。
来年も綺麗に咲いてホスィ((o(´∀`)o))ホスィ

来年の初夏にはこんなお菓子も食べてみたいべぇ~なんて思うでした。(。◣‿◢。)ニヤリッ
Commented by あやや at 2010-07-20 21:38 x
>arisuさん
礼文島はここにしかない花も咲いていて、見る楽しみもひとしおでした。
レブンアツモリソウは、今回は高山植物センターで育てられたものでしたが、
いつか自然の中の野生のものを見てみたいです。
Commented by あやや at 2010-07-20 21:54 x
>ちんさん
可憐で逞しかった礼文の花の中で、このアツモリソウはどこかいたいけでした。
やっぱり野に咲くのびやかな姿が見たいです。

>来年の初夏にはこんなお菓子も食べてみたいべぇ~なんて思うでした
はいはい、アツモリソウのお菓子ね、
ちょっと難しいど頑張って試作してみるべさ。
そしたらまたエルマリートで可愛く撮って下さいね(笑)
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