ふつうのコト

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2009年 12月 09日

道東を駆け巡る旅  その11  解き放たれて

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その場所へ行くには、車では途中までしか行かれず、しばらく林の中を歩かなくてはなりませんでした。
私は海へ向かっているはずなのに、行けども行けども林・・・ほんとうにこのまま進んでいいのかしら・・・?
人っ子一人いないのはこの旅では慣れっこでしたが、ここを一人で歩くのはさすがに不安でした。
傾き始めた斜光が心細さを増します。


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不安がピークになった頃、目の前にスコーンと海が広がりました。

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その場所というのは、ここ。
この日の朝、車窓から見て感動した、ひたすら真っ直ぐ線路が続く場所。
そこに実際に立ってみたい!・・・その思いだけで向かったのでした。




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海と空と風と潮騒。
まるで放り出されたような開放感と、大きく抱かれる安堵感。
これををどうあらわせばいいのでしょう・・・
って、それを写真で表現しなくちゃ意味がないんですが(笑)


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知床連山とオホーツク海に抱かれた、雄大で心解き放たれるこの場所。
知床連山は、残念ながらぼんやりとしか見えなかったし、
後追いでなくこちら側へ向かって来る列車を撮るには、この後さらに一時間半待たねばならず、
帰りの時間もあってそれは断念せざるを得なかったのですが。

鉄道とか関係なく、ここが夕日に染まるのを何もかも忘れて見ていたいと、今も強く思うのです。
それはいつか、きっと。



撮影:11月20日    釧網本線   知床斜里~止別間
PENTAX K10D + PENTAX FA 43/1.9Limited
              TAMRON AF 70-300/4-5.6
              TAMRON SP AF10-24/3.5-4.5
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by ayaya55a | 2009-12-09 20:09 | 鉄子ではないけれど | Comments(14)
Commented by mink330 at 2009-12-09 22:03
薮の中を不安で一杯ながら歩き通して目的の場所にたどり着いたときの感動!こちらにも伝わって来るようです。 

あややさんの行動力には感服してますが、きょうの写真でも
改めて感じました。凄い~!
Commented by ariari at 2009-12-09 22:32
いいーなー。巧いわ。
ラスト、ちょっと大丈夫か気になったけど...
(線路、カーブしているところならいいのですが)
Commented by ベチ at 2009-12-09 22:56 x
この地に立ってこの景色を観てくれた事、何でだろう、とても嬉しく思ってます。そして素晴らしい写真を手にしてくれた事も。あややさんの感動が伝わって来たからかな。多くの人達に知床の雄大さを感じて欲しいですね。
列車のケツ撃ち、大好きです。この先に団欒が待っているような・・、自分の迷いに決別できそうな・・、いつも見えなくなるまで赤い尾燈を追ってます。

あと二ヶ月もすれば一面は真っ白で大地と海の堺が無くなり、流氷の上では鷲や狐の生き抜く為の営みが見られます。
あややさんはもう両足を突っ込んでしまいました(笑)、ぜひ厳冬期にも訪れてみて下さい。息を呑む光景が待っているはずですよ。
Commented by momophoto at 2009-12-10 21:46
タイトルと写真がまさにピッタリですね!!
藪をかき分けて行ったからこその感動でしょうね~
雑多な日常に追われてることを笑われているような・・・
人の営みが見えるのに、人がちっぽけに見えます。
もっと足元を見つめなきゃと思わされました。
Commented by あやや at 2009-12-11 00:12 x
>minkさん
この林、一応林道があって道なりに進むだけなのですが、
何しろ私はドジなので、ここで迷ったらただごとでは済まないと、それが不安でしたね。
私の行動力なんてたいしたことありませんよ~
miknさんだって南米とかいらっしゃるじゃありませんか。
Commented by あやや at 2009-12-11 00:32 x
>ariariさん
ラスト、ご心配ありがとうございます。
列車が通過してしばらくしてから、踏み切りに立って後追いで撮りました。
望遠で圧縮してあるのですが、かなり距離はあり、
安全面では問題なかったと思います。
粗忽な私ですが、鉄道の撮影では、とにかく安全面には十分気をつけるように心がけています。
Commented by のんのん at 2009-12-11 00:56 x
臨場感たっぷり味わいました。 (^^)v
不安な気持ちで一人ぽっち林を歩く、妙に響く足元の枯れ葉の音が
ザクザクと聞こえてくるような・・・。
そして、スコーンと視界の開けた感動と安堵感、伝わってきましたよお!
それにしても本当に気持ちいい真っ直ぐ加減ですねえ。そして、写真
の色合いのすてきなこと!旅をご一緒させていただいたような気分に
なりました~♪
Commented by あやや at 2009-12-11 00:58 x
>ベチさん

>この地に立ってこの景色を観てくれた事、何でだろう、とても嬉しく思ってます。
そういうふうに思っていただけたこと、やはり私もすごく嬉しいです。
(なんだかまどろっこしい表現ですね<笑)
雄大で厳しくて温かくて・・・ほんとうにここに立つだけで心が解き放たれるのを感じました。
何というのか、今の自分をちゃんと生きていればいいんだ、それでこそ心は自由なんだ・・・
そんなようなことを思ったんですよね、この場所に立って。

>あややさんはもう両足を突っ込んでしまいました
そんな、縁起でもない(笑)
でも厳冬期のこの場所・・・温暖地仕様の私は想像するだけで身のすくむ思いですが(笑) 
死ぬ気になって、いつか行ってみたいなと思います。
Commented by あやや at 2009-12-11 01:21 x
>momophotoさん

>タイトルと写真がまさにピッタリですね
ありがとうございます、あの時の気持ちを言葉であらわしたら何だろう・・・
と考えて真っ先に浮かんだのがこのタイトルでした。
雄大で、厳しさと温かさを同時に感じさせてくれる光景は、本当に心に残るものでした。
こういう旅で感じ取ったものって、旅の後の日常を前より豊かにしてくれるんですよね。



Commented by あやや at 2009-12-11 01:35 x
>のんのんさん
臨場感伝わりましたか?
この場所に立った感動を写真でお伝えするのは、私にはまだ難しかったのですが、
雰囲気だけでもお伝えできたらと思ったので、嬉しいです。
この線路のまっすぐさときたら、乗っても見てもほんとに気持ちよかったです。
その背景がオホーツク海と知床連山ですからね、贅沢な気持ちよさですよね。
旅もあと少しで終わります、最後までご一緒に~(笑)



Commented by final_impression at 2009-12-11 03:17
すご~.
3枚目気持ちいい!!
ラストは後追いだったのね.
僕もちょっと心配しました.
Commented by cocoon at 2009-12-11 14:57 x
「よく頑張った、感動した」…小泉元総理じゃないけど、素晴らしい旅ですね。
一人旅は泣き出したいほどの心ぼそさも伴いますが、
やり遂げた後の充実感も又、いいですね。
釧網線は季節毎に素晴らしい表情と感動を与えてくれるでしょう。
こちらからは中々出かけられません。
あややさん、又チャレンジして厳寒のオホーツクも見せてくださいね。
Commented by あやや at 2009-12-11 21:31 x
>final_mpressionさん
3枚目ありがとうございます、ほんっとに気持ちよかったんです、ここ!
ラストご心配おかけしました~
いくらノーテンキな私でも、向かってくる列車をこの位置では撮りませんてば(笑)
Commented by あやや at 2009-12-11 21:42 x
>cocoonさん

>「よく頑張った、感動した」…小泉元総理じゃないけど、素晴らしい旅ですね。
ありがとうございます。
特に頑張るとかではなく、見たい、感じたい、乗りたい(笑)という、
そんな好奇心だけで突貫した旅でした。行って良かったなと心から思います。

>又チャレンジして厳寒のオホーツクも見せてくださいね。
ああ、そんな、けしかけないで下さい・・・(笑)
でも一度流氷も見てみたいんですよね。今冬は無理でもいつか行ってみたいです。
その前に、まずは冬道運転に熟達しないと(笑)
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