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ふつうのコト

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2009年 06月 20日

父の日に寄せて    大吟醸のジュレ と バーボンのパウンドケーキ


明日は父の日ですね。
残念なことに、私自身にはもう父と呼べる人はこの世にいないのですが、
毎日頑張って下さっている世のお父さん方に感謝の意を込めて、
アルコールを使った大人のお菓子を作ってみました。

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これは日本酒の大吟醸を使ったジュレ(ゼリー)です。
すっきりとしたやや辛口の日本酒を使ってみました。


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生クリームベースのブランマンジェを下に、その上に大吟醸のジュレという2層重ねです。
アクセントに黒豆の蒸し煮を散らし、トップにはひらりと金箔を飾りました。




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このようにカップに入れて固めるジュレは、やっと固まるくらいのふるふる感を大切にします。
きりりとしたジュレとクリーミーなブランマンジェが口の中でとろりと溶け合って、
すっきりした中にも優しい味わいのあるお菓子になりました。
ただ、一つのカップの中におちょこ一杯分くらいの日本酒が使われていますので、下戸の方はご用心を・・・
実はお酒に弱い私、酔っ払ってしまうので、調子に乗って試食は出来ないんです・・・(笑)




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ここで使ったのは夕張郡栗山町にある小林酒蔵の、北の錦大吟醸というお酒です。
(昨日栗山方面へ撮影に行って、この酒蔵にも寄ったのですが、写真的にもなかなか面白い場所でした。
その時の写真はまた後日アップさせていただきますね。)
中に入れた黒豆も、そこで売っていた道産食材のものです。蒸し煮の缶詰はそのまま使えるのでほんとうに便利。
こんなふうに地元産の食材を使って手軽にスィーツを作れるのも、北海道ならではの楽しみです。








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そしてもう一つ・・・こちらはバーボンウィスキーをたっぷり沁み込ませたパウンドケーキです。
生地はコーヒーとバーズキャラメルで風味豊かに仕上げました。
バーズキャラメルというのは生クリームに砂糖を加えて焦がして作った、キャラメルのペーストのようなものです。




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とうもろこしから作られるバーボンは、フツウのウィスキーよりずっとまろやかな風味なのですね。
バーボンのまろやかさ、コーヒーの香ばしさ、バーズキャラメルのコク、この三つがお互いに引き立て合って、
シンプルな焼き菓子をリッチな大人のお菓子にしてくれました。
なかなか複雑な味わいのお菓子なのですが、見た目がこのとおり、あまりに素っ気なくて・・・
撮影にはちょっと不向きでしたね(笑)


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使ったのはこのアーリータイムズというバーボン。
下戸の私でも名前は知っている、とても有名なお酒ですよね。
とうもろこしが原料なら、道産バーボンももしかしたらあるのでしょうか?
ご存知の方がいらしたらご教示下さいね。

by ayaya55a | 2009-06-20 15:04 | 手作り洋菓子


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